仲間と共に

集団保育の中で育ち合う子ども達


 
子ども達の育ちは無限大。長い経験と伝統を持った朱七保育所ですが、世の中の流れ、生まれてくる子ども達に合わせながら、日々変化してきています。しかし、子ども達を最も育ててくれる要素は変わりません。大人が変わっても、子どもが変わっても、時代が変わっても、最も大切なものは、【集団】という仲間です。子ども達を最も大きく、逞しく、育ててくれるものは、子ども達同士の育ち合いです。子ども達同士の子ども集団、保護者同士の保護者集団、職員同士の職員集団。人と関わり、人と交じり、誰でも受け入れるみんなの姿勢。探り合わず、ぶつかり気持ちを率直に確かめ合う子ども達。見学してくださる方達に、素朴、まじめ、子どもらしい、人懐っこい、そんな言葉をいただきます。朱七保育所が大切にしていることは、そんな子ども達の見せる姿にこそあると信じています。
 

試して試されて、笑顔や真剣な姿


 
いろんな経験をする中で、子ども達は、自分たちで、遊びを作っていきます。精一杯に楽しむ子ども達。大きな笑い声が響き、どんどん遊びが進んで行きます。もちろん、上手に打ち解けることができない子もいます。でも、集団、仲間の力はすごい。その楽しいオーラに引っ張り込まれ、どんどん遊びに参加するメンバーが増えていきます。子どもは大人と違い、察する能力に長けています。それでも入れない子。もちろん、大人が手を貸すこともありますが、数日待てば、自ら輪に入ります。そして、集団は大きくなり、また、面白いことに、分裂し、また、くっつき、いろんな子ども達が、いろんな子ども達と遊んでいます。大人が手を貸しすぎると、同じ子同士でしか遊ばなくなったりします。子どもの世界は、子ども達に任せ、信頼して、見守ることが重要だと考えています。泣いて笑って、真剣になったり、微笑んだり、いろんな感情を豊かに育むのが、集団遊びだと考えます。
 

出来ないことを出来る事に


 
最初はみんな出来ないこと。それは当たり前で、普通のこと。生まれながらにジャンプできないことは当たり前。跳び箱だって、竹登りだって。そんな当たり前のことを忘れていく。何でも出来ると強がるよりも、出来ないから頑張るんだと、考えられる子どもって素敵ですよね。まわりが出来ていく、だから、焦る。焦る事は間違ってない。でも、やらないと卑屈になることは違う。みんなの力で一緒にやろう。そんな空気が当たり前の朱七っ子。これは、小さな時からの育ちです。みんなの中で育ってきた子ども達は、できな事を笑いません。だって自分も出来なかったから。必死で支え、精一杯応援します。そして、静かに待ち、見届けます。そんな仲間の力を感じたとき、自然と力がみなぎる子ども達。仲間ってすごいと感じるときです。
 

信頼する集団の力


 
みんなで育つことはとっても大切。だから、子ども達が考え、自由に遊ぶ環境を少しでも残してあげたい。危ないから撤去、怪我をするから。だからだからとどんどん窮屈になる子ども達の環境。どんどん丸みを帯びたものに変わり、引っかけたり、傾けたり出来なくなってきています。一つのものは一つの遊びのために。どんどん人工物に置き換えられ、人工的な発色、子どもが好むからと大人が決めつけ、全てを塗り替えていく。段差を無く、転けないように。転けない体や判断力、経験を奪い、身につけることも出来ない環境へ。石や葉っぱ、木や水、土や粘土、木の枝や丸太。大人が評価するための遊びではなく、子どもが発想できる環境。朱七保育所は、それこそが子ども達が育つ環境であり、自然であると考えています。ケガをして良いわけでは無く、ケガをしにくいように、配慮し、教えていくことが、大人の責任であると考えています。排除するのでは無く、工夫し、考える力を付けてあげたいと考えます。そして、そんな環境が集団に手渡されたとき、大きな育ちのパワーがみなぎります。それを信じて、日々子ども達と向かい合い、頑張っています。
 

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法人名 社会福祉法人桧葉福祉会
保育所名 朱七保育所
住所

京都府京都市中京区壬生東高田町1-2
電話 075-311-1411
FAX 075-314-3005

所長 久保田 美由紀